中国のスマホアプリ事情

2020年5月18日

中国のスマホアプリ事情(2020現在)

中国のアプリ事情、どのような感じなのかポイントを書いていきます。
老若男女問わず今の中国ではスマホがないと生活できないといっても過言ではありません。 今の生活に最低限必要だと思っているアプリは以下。

地図アプリ 百度地图(Baidu map)

迷子にならない為に欠かせないのが地図アプリです。 住所さえ入力すればその場所にたどり着くことが可能です。 地下鉄での移動中も割と正確に場所にトラッキングします。 他にも高徳地図も有名です。私は使ったことがありません。

SNSアプリ 微信(Wechat)

中国で友人に連絡を取るときに欠かせないアプリです。 中国では何かの機会で知り合うと大体WechatのID交換をします。 そして必要に応じていつでもコンタクトが取ることが出来ます。 仕事でもWechat で連絡を取り合い、仕事用のグループでやり取りをしたりします。 通話機能や位置情報共有機能もあります。あとで説明する決済アプリのWechat payにも連携しています。

決済アプリ 微信支付(Wechat pay) 支付宝(Alipay)

現在、中国では現金の取引はほとんど行われていません。 スマホアプリで決済します。 決済アプリはテンセントのWechat payとアリババグループのAlipayが二代メジャーですが、この二つがあればまず日常生活で現金を使うことはありません。 反対にアプリ決済しか出来ないお店もあるためないと不便を感じるかもしれません。 また、決済が必要なアプリの決済もこれらのアプリが決済代行します。
因みに在住者でない日本人の場合、銀行カードを作るのが難しかったり、銀行カードとの紐付けが出来ないため、工夫しないと使えなかったりします。

デリバリー 美団外売 饿了吗

デリバリーアプリも欠かせません。 中国では外売と言う出前サービスが流行っているのですが、最も有名なのが美団外売と饿了吗(elema)です。 マクドナルドやケンタッキーのようなファーストフードから有名料理店の料理、コーヒーなどありとあらゆるものを出前してくれます。 出前の料金は正規の料金に100円程度上乗せくらいでもって来てくれます。 アプリで注文の状態や配達人の位置情報もわかります。 自分で食べに行くよりも配達してくれるので本当に楽です。

買い物アプリ 淘宝(Taobao)

Taobaoはアリババグループの買い物アプリです。 他にもJDも有名です。 TaobaoのアプリはAlipayをインストールするとデフォルトでインストールされます。 ありとあらゆるものが販売されていて早いものでは翌日には届きます。 トップ画面はAIでリコメンド最適化されているようで次から次に欲しいものが表示されます。

タクシー配車アプリ 滴滴(Didi)

Didiはタクシーを使いたいときに呼び出すことが出来ます。 大体の場合、配車依頼後すぐに車は捕まりますが、ラッシュ状態や観光地ではなかなか捕まらないことがあり苦労する場合があります。

オプション

レンタル自転車アプリ mobike

比較的近い場所の移動はレンタル自転車が便利です。 街の至る所にレンタル自転車あるのでQRコードを読み取って鍵を開けて利用します。 目的地についたら駐車スペースにおいて決済で完了です。

動画アプリ bilibili動画

動画アプリです。 アニメ、ドラマとかシリーズで整理されているので見やすいです。 日本の作品もかなりの数が無料で見ることが出来ます。 殆どのコンテンツに中国語字幕が付いているので中国語の勉強になります。

ポイント2. 交通事情について

都市部では地下鉄が発達しているので移動には困りません。 日本より終電は早いので注意が必要です。 タクシーも多く、比較的安全ですが時々、ぼったくろうとする輩がいるので注意が必要です。 電車もタクシーも日本と比べると全然安いので助かります。 近場はレンタル自転車での移動が良いですが、交通事故には注意が必要です。 一昔前に比べて交通マナーはかなり良くなっていますが、それでも危ない時は危ないです。 特に電動自転車、最近のものはバイクと変わらない風体とスピードで走ってますが、音もなく後ろにやってきたり、強引に割り込んできたりします。外売の電動自転車は時間命なのでかなり強引なの出来をつけて下さい。
自家用車はなかなかナンバーを取るのが大変らしいです。 ナンバープレートによって走れる場所や時間制限があったりするらしいです。 
信号機が変わるタイミングが日本に比べてものすごく早いです。 若者でも早歩きでギリギリ渡りきる信号機がざらにあります。 逆に日本が長すぎるので効率的と言えば効率的ともいえます。 あと、信号機が赤でも車は右折出来ますので歩行の際は注意して下さい。

ポイント3. 物価の上昇について

ここ20年物価の変わらない日本では信じられないかもしれませんが、物価は上がり続けています。 食事、家賃などものによってはすでに日本より高いと感じます。 家賃の上昇率はすごく、私の住んでいる地域は昨年は10%以上上がったということです。 物価の上昇に追いついてはいないですが賃金も上昇しているそうです。 また、ある程度預ける金額が大きいようですが定期預金の利率が6%くらいあるそうです。

ポイント4. インターネット事情

インターネット環境は日本からきた人にはつらいかもしれません。 Google系アプリ、Facebook、Line、twitter等全滅に近いと思って良いです。 とはいえスカイプ等、使えるアプリもあるので使えるものと中国製アプリを組み合わせてうまくやるしかありません。 普段使っているアプリやサイト閲覧したい場合はVPN接続かローミングを使えばどうにかなります。 VPNについては時々、検閲が厳しくなって繋がらなくなったりするので過信は出来ません。 

生活

Posted by revolution-x