コロナウィルス最前線

2020年2月24日

最前線での生活

現在、中国はコロナウィルスの影響で大変な状況で、春節以降、仕事は在宅勤務が続いています。 

昼間のモールの一角、人はほとんどいない

春節中

この春節期間中は中国で過ごしました。中国の春節はみんな田舎に帰って家族で過ごすため、市内は人が少なくなります。 お店も三ヶ日くらいはほとんど開かなくなります。
そのため、ずっと家にこもって普段やれていないことを家でやっていました。 このブログを立ち上げたのもこの春節中です。 そんなでしばらくは街中の変化があることに気づきませんでした。

春節3日後

春節3日後、いつも通っているジムが再開予定だったので出かけました。するとジムが入っているモールの入り口の守衛さんがマスクして重々しい雰囲気でした。 ジムは営業していなくて、あれ?日にち間違えたかなと思い、翌日にもう一度行ってみました。 するとやはり開いていませんでした。 その後、ジムだけではなく春節以降に再開するお店の多くが全く再開しない状況が続きました。 日が立つに連れて、コロナウィルスの猛威がニュースで報道されるようになっていきました。 この頃にはマンション内でもマスクしていないと注意をされるようになっていました。マンションの管理人や守衛さんがピリピリしているムードが伝わってきました。 私の住んでいる地域は基本的に建物の出入り自由でしたが、他のコロナウィルスの影響が強い地域では外出に制限がかかっており人家族一人のみ2日に数時間外出許可が出ているというところもありました。

それから数日

そのうち、スーパーに入る際には体温チェックされるようになり、同じ市内のコロナウィルスのが出たマンションではマンションごと隔離されたという話を聞きました。 仮に風邪で熱があるようものなら自分も隔離されてしまう可能性があり、絶対に風を引けない、仮に弾いてしまったら大変な頃になるという恐怖感が湧き上がってきました。 最悪の状況を考えて、食料、水をある程度備蓄しておくことにしました。 もう一月近く基本的に外に出ていません。 外食もほとんど再開しておらず、かろうじて出前で生活しています。 スーパーは開いています。 品不足もほぼありません。 マスクだけはどこに行ってもないようです。

その後と展望

少しづつですが、良い傾向も見えています。 最近まで外に人が全くおらずゴーストタウンと化していましたが、徐々に人も戻ってきています。 タオパオ等のネットショッピングで買ったものが、配達システムの全面停止で2週間ほど機能していていなかったのですが、徐々に機能を取り戻しつつあります。 
在宅勤務が1週間延び、2週間延びているのが今の状況ですが、 実は一方で、いろいろなところでいろんな変化が起きています。 働き方や活動方法で特にインターネットの活用方法は大きく進んだと思います。 この変化がコロナウィルス収束後の中国でどのように影響を与えるのか注目をしています。
今回の件で多くの方が犠牲になっています。現場で勇気を持って貢献している人たちもたくさんいます。 私も貢献できるところは貢献したいと思います。 早くこの状況が収束して、また力強い中国が戻って来ることを願っています。

生活

Posted by revolution-x